バイトの応募と簡潔に伝える
バイトの募集というのは、履歴書を郵送する場合の他に直接電話をかけて応募する勤務先があります。
たとえ学生の身分でも、アルバイトをするということは社会人として仕事をしてお給料をもらうのと同じことなのでマナーがきちんとしていないと採用されにくくなります。
きちんとした電話がかけられることは社会人にとっては必須ですから、バイト応募で電話をする際には最初にマナーをしっかりと確認しておきましょう。
電話をかける際には、雑音のない静かな場所からかけることは最低限のマナーのひとつです。
明らかに繁華街だと分かるような雑音の多い場所からバイト応募の電話をすると、通話の内容が聞き取りにくいだけではなく、不真面目な印象を与えてしまいがちなので注意しなければなりません。
ですから電話をかける時は出来るだけ自宅で、テレビや動画は消した状態にしておきましょう。
担当者とのやり取り
バイトの求人情報に電話番号と担当者の名前が書いてあっても、電話口に出る相手が採用担当者とは限りません。
相手が電話に出たらまず「おはようございます。お忙しいところ失礼致します。○○大学の△△と申しますが、◎◎求人情報を見てお電話いたしました。アルバイトに応募させていただきたいのですが、採用担当の▲▲様はいらっしゃいますでしょうか」と始めるのがマナーです。
敬語を使い慣れていない人だとスムーズに言葉が出てこないことがありますので、何度も口に出して練習してみることをおすすめします。
実際に電話をかける段になると緊張して言葉が出てこないかもしれないと心配な人は、言わなければならない文章を紙に書いておいてそれを手元に用意してから電話をするのもいいアイディアです。
担当者の名前がわからない場合には、「採用ご担当者様はいらっしゃいますでしょうか」と尋ねます。
電話を受けた人が担当者だった場合、または担当者が電話口に出てきた時は、「お忙しいところ失礼致します」から始めて自分の氏名を再び名乗りましょう。
求人募集広告を見たこと、アルバイトに応募したいことを再度繰り返します。
そうすれば担当者が面接の日時を指定してくる、あるいは履歴書を送付するように指示してきますので必ず復唱して確認します。
アルバイトをできるだけ早く雇いたい仕事先では電話で簡単な質問をされることもありますので、応募の動機や勤務可能な日時などを考えた上で電話するといいでしょう。
聞き取れなかった場合の返し方
面接の日時などは聞き違いをしてしまうと大変です。
接続が悪くてよく聞き取れなかった場合には「申し訳ございません。お電話が遠いようなのですが、もう一度面接の日時をおうかがいしてもよろしいでしょうか」と言って確認しましょう。