入室から退出までのあいさつ＆マナー

バイトの面接ではマナーを大切に

倍との面接を受ける際、多くの人は受け答えの内容にばかり目が行きます。
どうしても、相手の質問にきちんと返答しなければ、とかどのような答え方をするか、といったことばかり考えてしまいます。

しかし、面接では話す内容以上にマナーが大切です。
言葉はつたなくてもカバーすることができますが、マナーは正しいものができないと一気に印象が悪くなってしまいます。
面接の前には今一度面接の時のマナーを確認しておきましょう。

面接を受ける際、部屋に入るときにはドアをノックしてから入ります。
ドアのノックは2回です。
ノックをし、なかから「どうぞ」とか「お入りください」とかという声掛けがされたら入室します。

入室をする際には面接官の顔を見て「失礼します」と伝えてから一例をし、ドアを閉めるのが正しい順序です。
この際、ドアは後ろ手で絞めるのではなく、きちんとドアを振り返ってから占めるようにします。

入室の際にお辞儀をしますが、お辞儀のきれいさは第一印象を決めるとても大切なものです。
美しくお辞儀をするためには両足をぴったりと揃えて姿勢を正し、腰を45度折り曲げ1秒ほど止めて上体を起こすようにします。

面接が始まる際、座席まで気を付けて歩くようにし、椅子の左側に立ち、名前を名乗って一礼をし着席します。
このとき、すぐに名前を名乗った後、面接官から「どうぞ」とか「ご着席ください」といった言葉がけがあるまでは座らないです。
声をかけられたら失礼します、と一言伝えたうえで座りましょう。

面接中、姿勢を良くしようすると肩に力が入りすぎてがちがちになりやすいです。
肩の力は抜いて背筋を伸ばして座るようにすると姿勢も良く程よくリラックスしているように見えます。

手は膝の上に置き、動かさないようにしましょう。
背もたれに寄りかかったり足を開いたり、腕を組んだりするのはマナー違反です。
日頃から姿勢が悪い人、足が開いてしまう人は気を付けるよう心掛けましょう。

話し方は顔を上げ、口をしっかりと開いて話すようにします。
自信がないとうつむいてしまったり小さな声になったりしがちです。
しかし、そういった話方をすると相手に不安な気持ちを持たれてしまい、不採用になる可能性があります。

目線もきちんと相手に向けて話すことが大切です。
ただ、目を見て話すと緊張するという人は目と眉毛の間を見るようにすると相手は目が合っているように錯覚をします。

面接担当官から「本日はこれで終了です」と声をかけられたら「ありがとうございます」と一言言ってから立ち上がります。
この際、面接開始時と同じく椅子の左側に立って「失礼します」と伝えてからお辞儀をして終了ですが、面接開始時よりも深くお辞儀をするようにしましょう。

退室するためにドアまで歩いたら、ドアの前で振り返って「失礼します」と一言伝えます。
この際きちんと面接官の方を見てお辞儀をしましょう。

お辞儀が終わったらドアの方を向き退室します。
最後まで気を抜かず、ドアを静かに閉めること。落ち着いて退室することを心掛けるようにしましょう。