セクハラを受けてしまったらどうする?

バイト先でセクハラの被害にあうことは、残念ながら珍しいことではありません。
加害者は上司やバイト仲間というケースだけでなく、お客さんからのセクハラも多く報告されています。

もしもセクハラを受けてしまったら、どう対処すればよいのでしょうか?
まず最初にするべきことは、相手に対してNOという意思表示を明確にすることです。
不快だ、辞めてほしいという意思表示をすることによって、相手がしている行為はセクハラに該当することを分からせましょう。

しかしその際、波風を立てたくないからと言って笑いながら言ったり、冗談に聞こえるような言い方をしても、本気にしてもらうことはできません。
真剣な表情で、相手の目をしっかり見て伝えることで、多くの場合にはストップできます。
それでも本気にしてもらえなかったり、セクハラが続くような場合には、周囲に相談することも検討しましょう。
バイト先の同僚に相談することで、精神的に追い込まれた状況を打破する解決方法が見つかるかもしれませんし、一緒にセクハラを辞めてくださいと伝えてくれるかもしれません。

バイト先にやってくるお客さんからセクハラを受けた場合には、どのように対処したらよいのでしょうか?
この場合には、上司に速やかに報告相談してください。
特定のお客さんによるセクハラなら、接客から外してもらえるかもしれません。
セクハラかどうかの判断が難しい場合、上司が接客の場面に同席して判断してくれることも期待できます。

セクハラを防ぐ方法はある?

セクハラは相手からの一方的な行為なので、確実に予防できる方法はありません。
しかしバイト先での立ち振る舞いや服装に注意することによって、ある程度防ぐことは可能です。
例えば、服装はできるだけ露出を少なめにするのが効果的です。
露出のある服を着ていると、軽い人なのかなと思われてセクハラの対象となりやすい傾向があります。

バイト先でプライベートな話をすることも控えたほうが良いでしょう。
プライベートな話を積極的にする人は、ガードが低いと思われがちです。
その結果、セクハラをしても大丈夫だと思われやすいのかもしれません。
セクハラ予防のためには、個人的な話はできるだけしないことが賢明です。

人当たりが良いフレンドリーな人や、大人の対応ができる人も注意が必要です。
人当たりが良いことはバイト先ではプラスとなることが多いのですが、セクハラを受けても大人の対応で流してくれると思われやすいもの。
フレンドリーなことや大人の対応ができることは、必ずしもガードが低いという事ではありません。
線引きを明確にすることで、セクハラ予防対策となるでしょう。

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