バイトでやってはいけないことがある
バイトでやってはいけないこと、やっては罪になることはあるものです。
実は、ついうっかりしてしまいそうなことでも気を付けた方が良いことがあります。
たかがバイトで罪に問われるというと、ちょっと怖いと思う人も多いでしょう。
そんなやってはいけない行為は大まかに3つほどあるのですが、どんな行為でしょうか。
情報漏えいはいけないこと
情報漏えいの代表的なものはSNSではないでしょうか。
メディアでも騒がれていることがよくありますので、ご存知の人も多いでしょう。
たとえば、発売前の新商品をSNSに投稿するなどということは守秘義務を怠ったことになり、会社への「不法行為責任」とみなされてしまうかもしれません。
この場合の不法行為とは、その会社の権利や利益を損なってしまう行為です。
下手をすると損害賠償の対象にもなりかねないので、気を付けた方が良いでしょう。
このように、仕事で知った情報をむやみやたらに世の中に流してはいけないのです。
商品の持ち帰りもNG
たとえば、コンビニやスーパーなどで賞味期限のきれたお惣菜などを持ち帰ってしまうという行為もNGです。
ただし、お店の責任者の許可があれば、罪に問われることはありません。
あくまでも、勝手に持ち帰ることがいけないのです。
仮に、許可なくこうしたお惣菜などを持ち帰ってしまったら窃盗罪になるでしょう。
この辺りはうっかりやってしまいそうですから、気を付けて下さい。
けれども、賞味期限の切れたお惣菜などは罰するほどでもないという意味の「可罰的違法性」となり、立件されないこともあります。
賞味期限が切れているとその商品が売れないからという理由です。
知り合いに勝手なサービスをしてはいけない
たとえば、お店を訪れた知り合いや友人に通常価格で大盛サービスといったこともお店の許可なしではできません。
こういった場面に出くわしたことがある人は多いでしょうが、実際はいけないことなのです。
しかし、こういった行為は罪に問われるわけではないです。
1回のこうした不法行為によるお店の損害というと、ほんのわずかだからでしょう。
それでも、不法行為であるということには違いないので注意した方が良いです。
責任追及されないからいいのかと思って何度もこうした行為に及んでしまうと、悪質とみなされて懲戒解雇された上での賠償責任を追及ということにもなりかねません。
たとえば、サークルの先輩、後輩や同年輩に良い顔をしたくて「大盛りサービス」などにしてあげたいというサービス精神の気持ちでも罪になるということです。
せっかくの良い気持ちが罪になるというのであれば、やめておいた方が良いでしょう。
ただし、お店の人がサービスしてくれるというのであれば、お言葉に甘えても大丈夫です。