やる気と能力を伝える

バイト面接では、必ずと言っていいほど「自己紹介をお願いします」と言われます。
この時に何を言ったらいいかわからなくて躊躇してしまうとバイトに採用されないこともありますので、面接を受ける前に必ず自己紹介してくださいと言われた時の回答案を考えておくようにしましょう。

バイト面接の採用担当者は、志望者にやる気があるかどうか、仕事に必要な能力やスキルがあるかどうかを知りたいわけですから、その点を考慮しながら自己紹介で伝えたい要素をメモしていきます。
面接の準備をして行くのと行かないのとでは採用率にも格段の差が出てきますから、準備はきちんとしていくことが大切です。

自己紹介では志望する仕事と関連付けて自分の長所を伝えます。
自分を聖人君子にまつり上げる必要はありませんので、長所といっても「何事も最後まであきらめない」「思いやりの心を持っている」など、通常の範囲の長所でかまいません。

一緒に志望動機や経歴も伝える

自己紹介では氏名や大学名を最初に述べますが、アルバイトの経験がある場合はそれに関しても触れておくといいでしょう。
採用担当者に履歴書を提出してあっても、「経歴は履歴書に書いてあるからいちいち言わなくてもいいだろう」と思い込まず自分の口で説明することも重要です。

特に喫茶店のバイト面接を受ける場合に、過去に喫茶店でアルバイトした経験があるのならその点も忘れずに付け加えておきます。
ただし、「喫茶店でバイトをしていたのなら、なぜ辞めたのだろう」と面接官が疑問に思う可能性もありますから、「バイト先の経営者が変わった」「バイト先が閉店してしまった」などといった正当な理由も用意しておかなければなりません。

アルバイトが未経験の人は、「アルバイトは未経験ですが、お力になれるようにがんばりたいと思いますのでよろしくお願いいたします」と言ってやる気をアピールすれば、面接担当者にも好印象を与えることができます。
一見アルバイトとは関係のないようなことも、面接ではプラスになることがありますから、例えば「テニス部では主将を務めていました」といったことも面接で強調するのがおすすめです。
運動部で活躍していたということは体力もあり、耐久力に優れているとみなされるのでバイト面接ではプラスです。

ハキハキと答える

自己紹介では内容を充実させることも大切ですが、ハキハキとしたしゃべり方も重要です。
声が小さくうつむき加減でボソボソとしゃべる人は、イメージも暗く「業務に向いていない」「仕事場での人間関係がうまく築けなさそう」と即座に判断されてしまいます。
面接官の目を見ながら、明るくハキハキとした態度で質問に答える練習もしておくといいでしょう。

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