ブラックバイトと気付く方法

ブラックバイトはどのようなものか

最近ではブラック企業が問題となっています。
アルバイトにもブラックなものがあり、ブラックバイトと呼ばれているものです。

ブラックバイトというのは基本的にはブラック企業と同じように仕事の内容がつらかったりなかなか休みが取れない現場であったりと理不尽な現場を指します。
ブラックバイトというのは2013年から使われるようになったといわれており、労働基準法を違反して学生や生徒に対し、違法な労働を課すものです。
労働条件と違った仕事を課せられたり、退職したい旨を伝えてもなかなかやめさせてもらえなかったり、ノルマが達成できずに罰則が与えられたりといった報告が出ています。

ブラックバイトの問題点

ブラックバイトは多くの場面で無理なことを言われることが多いです。
その際、どうしてもバイトは学生であり雇い入れている社員が大人であるということからなかなか学生は思っていることが言えなかったり辞めたいといえなかったりすることが問題視されています。

辞めたいならば辞めればいい、嫌だといえばいい、と思われがちですが、実際にはなかなかそうはいきません。
学生としてはバイト経験が少ないこともありますし、責任感を感じてなかなかやめられないことも多いですし、ブラックバイトと気付かず働いていることも多いです。

ブラックバイトの見分け方

ブラックバイトならば働かなければいいと思う人もすくなくないですが、多くの人はブラックバイトと気付かず面接を受け、仕事を始めてからブラックバイトと気付くことがほとんどです。
誰だってブラックバイトで働きたいとは思いません。
そこで、仕事を探すにあたり、ブラックバイトであるかどうか見分けるスキルを身につけましょう。

ブラックバイトには特徴があるのでそれを覚えておくとブラックバイトを見分けることが可能です。
まず、ブラックバイトは常に人手が不足していますし定着率が悪いためアルバイトの応募を常に行っています。
常に応募をしており、なおかつ採用面接の途中からすぐに働いてほしいということを言われる場合にはブラックバイトを怪しんだ方がいいです。

次に未経験者歓迎という文面もよく見かけますが場合によってはブラックバイトの可能性があります。
すべての未経験歓迎のバイトがブラックバイトなわけではありません。
しかし、ブラックバイトの場合には人が集まらないために人員を補充しなければならず、未経験歓迎としているところもあるのです。

そこで、未経験歓迎と書かれている場合には本当に未経験者でも働ける仕事であるかを考える必要があります。
もしも、資格がないとできない仕事であったり、初心者には難しい仕事でも初心者歓迎と書かれている場合には注意が必要です。

バイト代や勤務日などの雇用条件が明記されていないバイト先も避けた方が安心できます。
残業を課せられたりお給料が支払われない業務があったりする可能性もあるため避けた方がいいです。

中には最初の面接段階では都合の良いことをたくさん言っておき、働き始めたら実態は全く違ったというバイト先もあるので事前にきちんとバイト代や勤務日のことは確認しておく方が安心できます。
特に口頭での伝達だけでなくきちんと文書で残さない会社は証拠を残さないために書面にしていない可能性もあり危険です。
そういったバイト先は当初の予定よりも給与がもらえなかったり、シフトもあいまいで希望した日に休めなかったりすることもあり、学業に支障をきたす可能性もあります。

面接に行ってブラックバイトと感じたら

ブラックバイトの見分け方を確認しておいても面接会場につくまでブラックバイトだと気付かないこともあります。
面接会場に行くとブラックバイトだと気づくことも少なくないです。
やはり、実際の会社に行き働いている人たちの様子を見たり、会社の雰囲気を見たりするとブラックバイトとわかることもあります。

もしも面接中にブラックバイトとわかったら、無理に働く必要はありません。
面接の合格が決まったとしても辞退をするようにしましょう。
辞退の方法として、ブラックバイトだと思ったからというのは伝えにくいですから一身上の都合や学校の授業との兼ね合いといったことなど、どうしても働くことが難しいという理由をはっきり伝えることが大切です。

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