塾講師

「アルバイト」という言葉は、ドイツ語の「arbeit(仕事・研究・業績などの意味)」から来ています。
大学生のほとんどは何らかの形でアルバイトをしていますが、たとえ週に3日だけであってもアルバイトに通うとかなり時間が取られてしまうものです。

お給料もらって生活費の足しにしたり趣味に当てたりするのは悪いことではないのですが、アルバイトに力を入れることによって本業であるはずの学業がおろそかになってしまっては、大学生活を送っている意味がありません。
ですから、どうしてもアルバイトをしたいと言うのであれば、将来の就職に有利になるような職種を選ぶことをおすすめします。

大学を卒業したら学校教師になりたいと考えているのであれば、学習塾の講師のアルバイトがぴったりです。
学習塾ではさまざまな年代の子供たちとふれあうことができますし、同僚の塾講師と交流したり意見を交わしたりすることができます。

子供たちに勉強を教えていくうちに、教師というのがどういう職業なのか、どのような心構えで仕事に臨まなければならないのかなどがわかってきます。
塾教師を1年なり2年なり勤めれば、将来学校の先生になった時にも必要以上に緊張してストレスをためる心配もありません。

飲食店

卒業後は飲食関係の業界で活躍していきたいと考える人なら、やはり飲食店に実際に勤めて現状を把握することが重要です。
飲食店に勤務するのはオフィスで事務職を務めるのよりも体力的にかなりハードですから、学生のうちからアルバイトとして慣れておいた方が将来のために役立ちます。

飲食店のアルバイトは夜間のシフトも多いので、家の近くにアルバイトできる場所がある場合には夜間の時間帯を選んで働けば学業に支障が出ることもありません。
飲食店内でのスタッフ間の人間関係やお客様とのやり取りなどは、実際に働いてみないとなかなか呼吸がつかめないものです。
アルバイトをして現場をよく把握すれば、「飲食業界に就職しようと思っていたけれども自分にはどうも合わないようだ」とか「卒業後も飲食業界でがんばっていきたい」など、具体的なものの考え方ができるようになります。

家庭教師

家庭教師のアルバイトは塾講師と同じようなものですが、教える生徒が一人だけであることに加え保護者とのコミュニケーションが非常に大切になってきます。
家庭教師では、何かあっても塾講師のように同僚とお互いにカバーしながら仕事を進めていくことができません。

仕事を見つけるのも継続するのも全て本人の努力次第ということになりますから、ハードな一面やりがいもあるわけです。
将来学校教師にならなくても、面接官の前であがらずにしゃべることができるなどメリットが多いのが家庭教師のアルバイトです。

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